選ぶ際の注意点
免許合宿は安い・短期間・旅行気分が味わえると、まとまった時間が取れる人ならば自動車免許を取得するのに魅力的なプランであることは疑いようもありません。ですが、きちんと選ばないと後悔しながら2週間過ごすことになってしまうかもしれません。なので、自分で調べて確認することをおすすめします。
具体的には金銭面、立地、サービスの3点。順番に説明していきます。
まず金銭面ですが、単純に料金がまずあるでしょう。これは教習所の立地や合宿プランのサービス内容（宿泊施設や特典）などによって変わってくるのですが、高いところなら免許がとりやすいということはありません。免許取得の難易度はどこでも一緒です。
では金銭面で注意することはないのかというとそうでもありません。教習所の用意したカリキュラムをきちんとこなしていれば問題はないのですが、その時限をこえて補習などが発生すると料金が発生します。追加料金一切なしというプランをよく目にすると思いますが、それはこの料金を無料にしますよという意味です。教習所によっては上限を設定してますので自信のない方は注意してください。また、寝坊などの理由で追加料金が発生した場合は、保証期間であっても自腹になるところがほとんどかと思います。
往復の交通費も教習所によってどこまで負担してくれるのか変わってきますので確認しておいてほうがいいでしょう。
次に立地です。先ほどどこでも難易度は変わらないと言いましたが、冬の雪国に行くと停止線や道路脇の位置を示す標識など、特殊な環境になるので地元に帰って実際に運転するときに戸惑うことがあるかもしれません。また、近くに高速道路がない教習所では高速教習をシミュレーターで行うところもあるようです。高速は慣れないうちは怖いものですので、なるべくシミュレーターは避けたいところです。高速のインター付近にはお土産処があることが多く、教官によっては寄ってくれることも。
宿と教習所の周辺施設なども気にしたいところですが、個人的に一番重要視したいのは宿が教習所徒歩圏内であること。合宿といっても朝から晩までスケジュールが組まれるわけではありません。教習が飛び飛びに組まれますし、友達がいても空き時間が重なるとは限りません。その空き時間に「部屋に帰る」という選択肢があると時間の使い方に差が出てくると思います。空き時間は全部町に繰り出す！という人なら教習所が繁華街のすぐ近くという立地を選んでもいいかもしれませんが、遅刻は厳禁で1分でも遅れるとその教習は受けられなくなるので1時間だけの空き時間で町をぶらつくのはおすすめしません。また、夕飯後に教習があるところはおそらくないです。なのでその時間に遊びたい人は宿の周辺施設もチェックしておくといいでしょう。特に徒歩圏内を調べておきましょう。レンタサイクルをしている教習所でも夜は貸し出ししてくれませんし、公共の交通手段は都会に比べてかなり不便です。
最後にサービスですが、これはおそらく誰もが一番目の行く場所なので注意するほどのことではないと思います。免許合宿を行っている教習所は通いの教習所と違い、全国の教習所がライバルです。なのでどこもサービスという面での意識は非常に高いです。通いの教習所だと教官の当たり外れがありますが、合宿ではあまり聞きません。自分の重視する項目に重点を置いていいと思います。特産品がもらえたり、温泉が入り放題だったりと各教習所のプランを見ればでかでかと書いてあります。教官の接し方などはクチコミを見るか、それは面倒だという方はランキング形式のサイトで上位に入っている教習所なら間違いないでしょう。
おすすめサイト
私もこのサイトから合宿を申し込みましたが、各年代や男女別など様々なランキング形式で紹介しています。
免許取得というのは多くの人にとって一生に一度の機会だと思います。その機会を楽しい思い出にするために、なんとなくではなくここに行きたいと思える場所を見つけ、行ってよかったと思える合宿になることを祈っています。
